Ku

competor名義でアルバムをリリースしました。

https://competor.bandcamp.com/album/ku

本作は過去作『Su』の精神的な続編です。なので前作は聞いていなくても大丈夫。

Su との違いは音色が増えた点と、価格が1000円になった点。価格はですね現在私が金銭を得られない状況になってしまっているので、あのその、サポートお願いします。

やっていることに精神的な変化はなくて、空(Kū)っぽい音ばかり鳴らしていたのでこういう作品になった。鬆(Su) がすきまで、空(Kū)で存在が無くなって、どうもこういう概念が好みらしい。やっていることは気持ちのいい音をドローンしながら適当に重ねるという、作りこみの対極の手法でやってる。気持ちのいい和音に集合しようとしたり個々の音やリズムに離散しようとしたり、その時のメンタルがそのまま音になって現れている。これは私の心を具現化したものです。

使った機材はほとんどがOP-1 です。編集はReaperです。

いくつかのトラックで男性の話し声が遠くに聞こえるのですがこれはOP-1を録音しているときに何故かPCで再生していたウェブラジオの音が一緒に入ってしまった名残です。舞元は空間を超える。

Tr.20 は竹村延和っぽくて、Tr.23はAki Tsuyuko っぽいなと思った。

ジャケットイラストの意味。K U の文字の隙間を塗りました。これは窓で向こう側の空間が見えてるようなイメージ。

一時期アルバムタイトルについて、これは聞き流すアンビエントだからイーノのMusic for airportsにあやかって、「猛暑日のための音楽(Music for a hot day)」 にしようかと思ったけどやめてよかったね。

 

Su

Suの話。前半は明るい曲、後半は暗い曲という順に並んでいる。

24曲あるのは1日が24時間だからこのアルバムで日の出~夜明け を表現しているため。

Tr.15 のSunset 以降が夜パートで、ここらを聴いてるうちに音の密度が薄くなっていって聴いてるのか聴いていないのかよくわからないゾーンに突入するときがあって好き。